2013年11月13日水曜日

【ビジネス書:7】日本サッカー界のキングからの手紙!「やめないよ」三浦知良

やまおやじです!

サッカーをやったことのない人でもキングカズこと三浦知良さんの
名前を知らない人はいないと思います。

私自身は、サッカーではなく小学校から大学までバスケットをずっとやっていました。

サッカーをしたのは、昼休みみんなで遊んだ、ウイイレでサッカーで燃えた程度なのでサッカーをどれだけ知っているか?と言われれば甚だ疑問ではありますが、三浦知良さんは、jリーグ発足当初のスター選手であり、今でも第一線でプレーしている姿に心を打たれます。

世代にもよるかもしれませんが、私にとっては、野球の長島茂雄さんや王貞治さんと同じようにサッカー界の偉大な選手の一人ですね。

今回は、そんな三浦知良さんの本、『やめないよ』を紹介します。


この本を読んで思うことは、サッカーを心から愛し、ひたむきに努力しているのがひしひしと伝わっています。

特に印象に残った三点のコラムを紹介します。

①真の一流は潰れない 2009.12.11掲載

世界的クラブACミラン、日本クラブの名門 鹿島アントラーズの名門である理由、それは名門にあるぶれない精神であると書かれています。

名門には、名門にしかない受け継がれている歴史がある。
きっと名門ではなくても、受け継がれている精神があると思いますが、名門故の精神というのは、きっとあります。

その精神を、いかに自分で受け止めて、自分なりに行動するか?が大切だと感じました。

また、コラムの締めには、『どんどん強いチームと試合をしたいね。道場破りみたいに。負けて自信を失う。選手が潰れると心配する人もいるけど。もし潰れたら?それはそこまでの選手』、そして『真の一流はぶれない。強いハートや自分を信じることで乗り越える。この世界、技術はそれ程差がなかったりするもんだ。一流や名門との差は、そっちの差かもしれないね。』と綴られています。

辛い時こそ、自分を信じる。それが一流への大切なポイントなんだと感じました。全ての人が一流になれるわけでもなく、一流を目指して行動を起こしているわけではありませんが、そういう心を持っている人と、持っていない人では行動が大きく変わってきます。

長い目を持って、自分を信じて進んでいく大切を学んだと思います。

②一センチでいいから前へ進むんだ
 2010.11.5掲載

このコラムでは、ブラジル時代で教わった事が書かれています。
『失敗して、人生のレールを踏み外す事もある。その時でも、フラフラでもいいから止まるな。一気に100メートル進まなくていい。カズ、一センチでもいいから前へ進むんだ。考えているだけではダメだ。』
そして、『学ばない人は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。』と書かれています。

進み続けたからこそ、今の三浦知良さんがあるんだと誰でもわかることだと思いますが、進み続けることの大変さも誰しもわかっていることだと思います。

一気に進まなくても、わずかでもいいから自分を信じて行動することで始めて見えないものが見えてくるんだと感じました。

また、学びについては、私はまだ自分のせいにしている段階だとも感じました。だから、まだまだ学び続けなくてはと心に決めて、進み続けようと考えました。

③人生に偶然はない 2010.12.17掲載

この年の最終戦 大分トリニータでの一戦、その時のゴールについて書かれてあります。
『この一年、試合形式の練習は僕にとっての公式戦だった。試合前日でもメンバー外の選手と球を追った。調整と思って臨んだ練習なんて一度もない。グランドでの一瞬一瞬、僕は本番をプレーしていた。それが最後に最高の90分をもたらせてくれたと信じている。』

一年間通じて、一瞬一瞬をたいせつにして練習してきた積み重ねが今回のゴールであり、最高の90分を導いたと言う事だと思います。

自分が日々、どれだけ真剣に生きているか?を考えさせられました。

その点から見ると、私はまだまだですね。スポーツ選手ではないので、一瞬一瞬とまで行きませんが、一日一日を考え、大切に生きる事を学んだと感じました。

サッカー選手、野球選手、バスケット選手、それぞれ日々の努力があるから試合に出て活躍しています。会社に勤めている人たちにも通じるところがあると思います。

ちょっと言い過ぎかもしれませんが、置き換えるなら会社にいる時間は試合なのかもしれません。

その試合に臨むために、コンディションを整え、読書、仕事にまつわる知識を会社以外の時間で蓄える。
そして、その力を会社での試合に活かす。

そんな気持ちで勤務に臨むと、また違う結果が得られ、いい報告に進むと思います。

私なりに考え、日々行動して行くことの大切さを学んだ一冊でした。

サッカー好きならずとも、得ることの多い本だと思います。

ではまた!


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